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>二次創作(SS)
>多分あっち→

 地図を広げて計画書を右手に予定表を左手に方位磁石を足元に置いて。

多分あっち→

「いや〜、なんていうか、ついに! って感じ? 結構時間かかったわよねー、思ったより」

 にこにこ、というべきか、にやにや、というべきか。五十音図で示される「こ」と「や」の間には二十五文字の他にどんな秘密が隠されているのだろう。ともに笑顔というカテゴリに属する、しかし随分とニュアンスの違う表情を麻弓=タイムは同時に浮かべる。

「やっぱりあの二人の転入がターニングポイントだったと思うのよね。いや絶対に。なんていうのかしら、今まではほら、楓の独壇場だったわけじゃない。あんまり騒がれなかったけど、土見くんって女子の間ではさ、結構、いやいやかなり人気があったわけなのですよ。でもほら、楓っていう絶対完全無敵な存在があったから誰もチャレンジすらしようとも思わなかったわけ」

 人知れず涙を飲んだ娘が何人いたことか、と息継ぎを入れつつ。

「それがさー、なんの前触れもなしにいきなり二人もライバルが現れたわけでしょ? 楓にしてみれば衝撃も衝撃。晴れた日に突然降ってくる雷様よりもでっかいすっごいビックリ仰天な出来事だったわけで。しかもそれが自分に――なんてことはあの子のことだからこれっぽっちも考えちゃいないだろうけど――勝るとも劣らない超絶美少女だったんだから。さらにワンツーで神界と魔界のお姫様だもんねー」

 はもはも、と苺のショートケーキを頬張り。

「んでもって初恋の人で、わざわざ土見くんに会うためだけに来た、ときたもんですよ。そりゃ流石にねー、控え控えに回ってた楓だって焦るのは当然ってもんでしょ」

 ずずっとお茶で口を潤して。

「実際、心中穏やかじゃなかったと思うわよー、この数ヶ月は。顔は平静を保ってた気でいたかもしれないけど明らかにいつものあの娘とは違ってたもんね。ま、それでも最後は落ち着くところに落ち着いたし、居合いで抜かれたまんまミスってどっかにすっ飛んでった刀身も無事元の鞘に戻ったって感じかしら。何はともあれよかったよかった、めでたし、めでたし」

 ぷはー、と満足げに息を吐いた。

「さーて、おかわりもらってこよーっと」

 ――ごんっ

「ったぁーい。あにすんのよ!」

 カップと受け皿をそれぞれの手に嬉々として腰を浮かせた麻弓の後頭部に鈍い一撃が見舞う。足元にはパチンコ玉と同程度の大きさの金属ナットが落ちていた。

「か弱い女の子の頭部にこんなかったいもんぶつけるなんて、あんたどーかしてるんじゃないの!?」
「少なくともここにか弱い女の子はいないからまったく問題ないね」

 涙目に訴える麻弓の剣幕を柳のごとくスルーしつつ、緑葉樹は汗で染まった額を作業着の袖で拭いながら大きく一つ息を吐いた。

「まったく、貴重な休日の、それも俺様のプライベートタイムに許可なく侵入してきたかと思えば不快な話題をぺらぺらと。それもお茶に茶菓子まで要求してくるなんて厚かましいことこの上ないね」
「別に私から欲しいってねだったわけじゃないもん。私は『おかまいなくー』って言ったのに緑葉くんのお母さんが出してくれたからよ。出されたものはねえ、やっぱり全部食べないと失礼じゃない」
「最初の話からして事実に反してるね。あれは『おかまいなくー』の態度じゃない。『本当はお茶も飲みたいしお菓子も食べたいんだけど、やっぱり自分から言い出すのってなんかマナーに反してるような気がするじゃない? だけどまあ出してもらえるなら欲しいような気もするのよねー』というのが顔からにじみ出ていた『おかまいなくー』だった」
「言葉にしてないから問題ないわよ」
「思ってたことを認めた時点でお前の負けだから」

 樹は投げ返してきたナットをひょいと避ける。

「何よ、人がせっかく幸せ気分を共有しようとしてあげてるのに」
「はっ。いいかい、麻弓。自分が幸せだと思うことが万人に当てはまると思っているなんて勘違いも甚だしいよ」
「あんたは嬉しくないわけ? 入園以来の友人たちがようやく結ばれたのよ?」
「否定を表明する理由を積み上げてその上にうらみつらみをトッピングしたくなるね。愚問すぎて反論することすら躊躇われるよ。俺様の求めてやまなかった一人の美少女がついに俺様以外の男の手へと落ちてしまった……これは悲しまずして何を悲しむというんだい! ああ、楓ちゃん……」
「どーせ本気じゃなかったくせに」
「何を言う。俺様は本気も本気、大マジだったさ」

 どっちが何を言うだ。どの女の子が誰とくっついても悲観に暮れるに決まっているくせに。
 おっと、自分は除いて。

「そんなに幸せを分かち合いたいのなら、俺様じゃなくて他の誰かと――」

 言いかけて樹はしまったといった表情で噤んだ。
 その様子を見て麻弓は、

「だーれーと? まさかシアちゃんやリンちゃんとかと共有して来いっていうんじゃないでしょうねえ?」

 にんまりと笑う。笑顔のバリエーションだけは他の追随を許さない。喜怒哀楽、悲喜交々すべて笑顔で表せる自信がある。
 樹はやれやれと肩をすくめながらため息を付いた。

「はいはい今のは失言だったよ。認めるさ。だからその勝ち誇った顔はやめろって」

 ただ友人の幸せについて歓談したいなら何もこんな男のところに来る必要はない。幸い友人の数には恵まれている。ただ今回のことは手放しには喜べないだろう人たちが周りには多すぎるのだ。いわば彼女たちは恋に破れた立場。恨みごとを言ったりするような人たちでは決してないが、今はそんな気分にはなれないだろう。
 この男? 何の問題もない。というかどちらかといえば喜んでいるはずだ。夏休みの登校日に起きた事件以来、口にこそ出さなかったものの何かと二人の関係を心配してやきもきしていたことを隠せていたとでも思っているのか。それに先ほどから文句を垂れつつも口元が緩んでいるのを麻弓は見逃していなかった。
 変なところで素直じゃないのはこいつのよくわからないところのひとつだ。

「ところでさっきから何をやってるわけ?」
「レーシック手術って知ってるかい? 角膜にレーザーを照射する手術なんだけれど、今なら両目ともそれなりの値段で視力を回復できるよ。まあ手術前に色々と検査があるのが面倒だけどね」
「回りくどいわね。あいにくと両目とも2.0で特にこれといった疾患もないわよ」

 日本における一般的な一軒家。緑葉宅。その敷地内にある少し大きめのガレージ。
 小学生の時分はよくここで一緒に遊んだ記憶がある。主に悪巧みをするための集会所みたいなものだった。他にも麻弓宅経営、銭湯「竜水湯」のボイラー室がそうだったのだが、小火を起こして立ち入り禁止にされてしまって以来、専らここをよく使うようになった。
 樹は麻弓が訪ねて来る前からだろう、様々な種類のコードがまるで触手のように繋がれて見える車、のようなものを相手に何やら色々と工具を用いて弄っていた。
 麻弓の記憶の限りだと、彼の両親は車を所持していないはずだ。

「まあ、いわゆる錬金術の一種だよ。ガソリン以外の燃料で動く車は他にも多々あるけれど、錬金術を利用した車はまだどこも試行錯誤している最中だからね。これは動力部を丸ごと錬金術で構築しているんだ。エネルギー問題を考慮して半永久的に稼動できることが当面の目標かな。他にも自動で目的地まで移動するように、文字通りの意味での自動車をね」

 そういえば錬金術関連の特許をいくつか取得したとかなんとか、そんな話を聞いたことがある。特に機械系錬金術の世界ではそれなりに有名らしい。この妄言男がである。こんなのに遅れを取っているようじゃその分野は随分とマイナーなのだろうと麻弓は思う。

「技術も徐々に融和してきたからね。開門から十年も経ったんだ。いい加減、人間界も魔法や錬金術も受け入れたっていい頃だろ。今回の場合、発見ではなく、いきなり持ち込まれたものだから混乱していただけさ。仕組みをしればどうということはない」

 科学技術の発展。そこに行き詰まりを見せ、あとは分野ごとに細分化されるばかりの過渡期に突如もたらされた異世界のギフト。
 魔法。創作の世界でしかありえなかった存在。
 その根源である魔力はエネルギーでありながら構成物質でもあるという未知の代物で、それを相手に開門以前の科学も再び見直され様々な面からアプローチをしている最中だ。
 錬金術とは人族がその過程において作り出した擬似魔法の一面に過ぎない。錬金術という名称はかつて時代に淘汰されていった偉人たちに対しての敬意を払って付けられたものだ。
 と、そっち方面の世界は現在、誰がどこが台頭するのかと国が企業が躍起になっているのだが、当然それらの事情を麻弓が知るわけもなく。

「にしてもこれ自体は普通の車よね?」
「ああ、廃車同然だった普通車を譲り受けて流用したんだよ」

 見た目は普通の一般的な自家用車と変わらない。形状はセダン。くすんだグレーが年代ものの風格を漂わせる。アンティークの域に達しているかもしれない。大口を開けているボンネット内部に張り巡らされた真新しい回路とのギャップが激しい。古びた見た目といい操作盤だらけのフロントといいなんだかどこかの映画みたいに時間移動でもできそうだ。

「ちなみにこれは過去にも未来にもいけないし空も飛べないから」
「人の心を読まないで欲しいのですよ」
「麻弓が考え付きそうなことくらいすぐわかるさ」

 嫌味のひとつでもくれようと顔を向けた。予想していた以上にその距離が近かったせいか、至近距離で顔を合わせたのが久しぶりだったせいか、見つめ合う形のままで停止した。
 見知った顔だ。飽きるというならとっくの昔に見飽きている。もう食傷を通り越して今や惣菜レベルに達した。
 出会った頃はもう少し可愛げがあった気がするけれど。目の辺りとか特に。と、言ったら同じようなことを返されそうだ。何倍にもされて。だから口には出してやらない。
 でも表情全体は大分柔らかくなった。笑みといえば麻弓以外にはほとんど嘲笑しかしなかったあの頃に比べたらかなりの進歩だ。十年前の関係者が今の樹を見たらどんな顔をするか見てみたい。
 普段は身だしなみに異常なほど気を使っているのに、今は汗だらけで油まみれの顔をしている。髪だって、今日は恐らく櫛さえ通していないのだろう。ぼさぼさとあっちにこっちに跳ねている。服もよれよれのつなぎをひかっけているだけだ。普段、キャーキャー騒いでいるこいつのファンがこの姿を見たらどんなリアクションを取るだろう。恐らく世界で自分しか知らない、このだらしない姿を見たら。
 自分しか。
 そうか、この姿は自分しか知らないのだ。言い換えれば樹は麻弓と対峙するときだけありのままの姿を晒しているとも言える。

 ――いや、ちょっとまて何かおかしくないかこれ

 かつて樹は言った。一人でいることが怖くなった。だから友人を増やそうと思ったと。単純に嬉しかったのを覚えている。けれど、その言葉が意味する真実を麻弓はまだ知らない。
 その宣言とともに中学のとある時期を境に樹は変わった。しかし麻弓としてはあまり変わったようには感じられないのだ。いや他人に対する接し方が激変したのは認めるが、自分とのやり取り、という意味でだ。出会った当初からほとんど変わっていない。変わったのは二人を取り巻く環境と人々だけで二人の関係は何も変化していない。
 麻弓は、樹とのやり取りを他人とも出来るようになった。
 樹は、麻弓にしか見せていなかったふとした気遣いを他人にも見せるようになった。
 なんだか自分だけが損をしているようで、それが少し寂しい。

 ――まて、まてまてまて

 もともと樹は人がいいのだ。なんのかんの言いつつも最後は誰に気付かれることなく手を差し伸べている。喧しく騒ぎ立て文句を垂れる口は照れ隠しとも言えなくもない。
 今回のことにしたって、あれ以上二人の間に生じた歪みが修復されないようだったら一計を案じていただろう。
 小火を起こした時だって、原因のほとんどは麻弓にあるというのに頑なに自分がやったといって譲らなかった。
 今となってはあまり思い出したくない小学校のころだって、樹の存在なしで自分は自分を保っていられただろうか。

 ――もしもーし、応答願いマース、すぐに戻ってきなさーい、それ以上は色々と危険ですよー

 なぜ自分は今日ここにきたのだろう。いや理由はつい先ほど述べたばかりだ。
 でも今日に限らない。
 嬉しいとき、悲しいとき、何かがあったとき、自分の足が自然と選ぶのはここではなかったか。
 そういえばあの二人も幼なじみらしい。
 付き合いの長さは自慢ではないがこっちも同じくらいだろう。向こうのほうが少し長い気もするけれど。
 彼らは一歩前に進んだ。
 自分たちはいつまでこの関係のままでいるのだろう。

 ――いや、いやいやいやいや。いい加減、目を覚ませ自分。

 馬鹿か。なにを考えている。進むとか。あほか。
 それにあの二人はもともとそういう関係も同然だったではないか。
 ただの友人である自分たちと比べるのはおかしいだろう。

「なんだい、人の顔をジロジロと」
「べっつにー」

 慌てて視線を逸らした。本当に馬鹿らしい。きっとあの二人の惚気に当てられでもしたのだろう。人は流されやすい生き物。それにしたって考えるだけでもおぞましい。気の迷いにもほどがある。忘れろ忘れろ。心臓を不法占拠した名もなきドラマーはいつになったら立ち退いてくれるのか。

「突然、真顔になって……まさかさっきのケーキが当たった、とか言うんじゃないだろうね。大惨事に陥る前にちゃんとトイレに行ってくれよ?」
「ないわよ、馬鹿。ねえ、これまだ動かせないの?」

 話しを進める。今はなぜか沈黙が怖い。樹がいつもと変わらないのがせめてもの救いだ。

「……まあ動かせないこともないけれどね。試運転は何度かやってるし。あまり長い距離は移動できないけどさ」
「てゆーかこれどう取り繕っても結局は自動車よね? あんた免許は持ってるの?」
「ん、これのことかい?」

 なに当たり前のことを、と言わんばかりに、樹は平然と胸のポケットからカード状のものを出してみせる。

「えーと、年齢的におかしいような気がするんだけど、麻弓ちゃんの記憶が間違ってたりしないわよね? 確か日本はじゅ――」
「麻弓。免許というのはね、提示を指示されたときに出せて、なおかつそこを誤魔化しきればいいものなんだよ。それに俺様たちの年齢は十八歳以上じゃないと、とある機構的にまずいことになるだろ?」

 毎度のことながら国家権力に喧嘩を売ってこいつはどうするつもりなのだ。あと機構とか言うな。仮に十八歳だとしても取りに行っている暇などあったのだろうかと疑問だが。

「まあいいわ。ちょっと乗せてよ。あんたが言う時代の最先端とやらを私も味わってみたいわ」

 樹はしばし考えるように腕を組んだ。

「ここらで他人の意見を聞いておくのもいいかもしれないな。麻弓なら万が一何が起こっても良心が痛まないし」
「なんか言った?」
「いいや」

 ドアを開けた。外観もそうだが中も相当な時代経過を感じさせる。窓ガラスの開閉も手動だし、シートベルトも巻き取る力を失くしたのか途中でぶら下がっているし。フロント部分の最先端っぽい回路との組み合わせがアンバランスで、無骨な機械類をファンタジーの一種に見せている。

「なんか今ひとつの乗り心地ねえ」

 よれたシートベルトを締めながら座椅子の解れた箇所を弄ってみた。
 樹は脱いだ作業着をガレージの棚に丸めて放り投げると、ボンネットを下ろして乗り込んだ。

「俺様の助手席に乗せてもらえるだけでもありがたいと思って欲しいね。本当ならそこは特上級の美少女専用なんだから。ああ、出来ることなら楓ちゃんをそこに乗せて夜の海岸線を走りたかった……」
「はいはい諦めなさい。それに楓ほどじゃないにしろ、私だってそれなりのもんでしょ?」
「麻弓、ちゃんと目は覚めてるかい? 目薬ならここにあるよ。それともコーヒーでも出そうか? 白昼夢を見ているなら早く戻ってこい」
「緑葉くーん、なんなら麻弓ちゃんが起きながらに夢の世界に連れてってあげるのですよー」
「ふむ、いきなり何もないところから荒縄を出現させるとは手品師もびっくりの手業だね。あいにくだけど今はそっちの世界には行きたくないかな。いや出来ることなら一生、垣間見たくもないけど」

 よし、いつものペースを取り戻した。もう大丈夫。樹の笑顔の種類が一瞬だけ変わったように見えたが気のせいだろう。
 樹がスイッチ、のようなものに手を伸ばした。通常の車は起動時にエンジンのせいで車体が振動するが、この車はそうならない。変わりに車体全体が静かな浮遊感に包まれる。

「さて、それじゃどこに行く? 今回ばかりは特別サービスだ。せっかくだからリクエストくらいは聞いてやるよ」
「そうねえ。楽しくて寛げてなおかつ癒されて、身体を動かせるとともにショッピングもできて食事も堪能できるところがいいわ」
「ほー、俺様もぜひ行ってみたいねえ。じゃあ、そのびっくりユートピアは一体全体どこにあるんだい?」

 別のスイッチが押された。二人の間にこの辺一帯の地図が立体図として表示される。

場面転換

 恋人。
 いつか自分も誰かとそういう関係になるときがあるのだろうか。今はまったく兆候すらないが、そのときが来たら否が応でも決断しなくてはならないのだろうな。自分が進む方向を。明確に定めて。誰かとの関係前進。自分の未来の伴侶は今どこでなにをしているのだろう。
 ちらっと横目で隣の男を見てみる。
 まさか、ねえ。こいつってことはないだろう。さっきのはイレギュラーみたいなものだし。
 最先端技術の結晶とやらが車庫から顔を出した。フロントガラスを通してまだまだ高い空から熱射線が降り注ぐ。
 世界は回る。時代は進む。科学は発展する。
 そんな中で停滞禁止のレッテルを貼られた人間もどこかへ進まなくてはならない。しかもご丁寧に進むべき道さえ用意してくれていて。
 だからせめて心の進行方向は自由に決めてもいいだろう。
 はてさて、右か左か前か後ろか上か下か北か南か東か西か。
 どこへどのようにどれくらいの速さでどちらを向いて進もうか。
 地図も計画書も予定表も方位磁石もいらない。
 取りあえず今は、

「多分、あっちじゃない?」

 今、向いている方向へ。それ以外は成り行き任せで。


掲載日
2008/01/15

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更新日:2008年1月27日
作成者:あきゅら
メール:akyura_creation&hotmail.com
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